スペイン文化

新型コロナウイルス の影響を受けたスペインの経済

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バルセロナの病院の様子

3月14日から6月21日まで 新型コロナウイルス 感染防止のため、

緊急事態宣言がスペイン全土にだされ、店・レストラン・劇場などが閉鎖されました。

その間、自営業者へ政府からの援助 (ERTE) がだされました。

*ERTE ( エルテ ) : 国からの援助で自営業者と労働者に給料の70%が支払われる。

6月22日に緊急事態宣言が解除されましたが, 

レストランは60%店員、店は店員75%までで店内はマスク着用を義務ずけられています。

その後、エルテは2021年1月31日まで延長されました。

しかし、

10月1日からは特定された会社以外は労働者の社会保険を支払うことが義務付けられました。

小中企業は労働者に支払う給料が出せないので

エルテを使っても労働者の社会保険を支払はないといけません。

結果、収入が十分でないので閉店しざるを得ない状況になっています。

バルセロナの店が閉店している様子

失業者は16%に増加し、約1,628,500人に達しました。

エルテに登録されている人は約968,452人とされています。

これから 新型コロナウイルス の感染者が増え続けているので

失業者とエルテの登録者数は増加するだろうと予想されています。

新たに10月25日から2021年5月9日まで緊急事態宣言がでました。

今回の緊急事態宣言は、地域ごとに制限が定められます。

カタルーニャ州は10月25日から15日間、

22:00 ~ 6:00 の時間帯はが外出を禁じる外出禁止令がでました。

違反した場合、

300ユーロから6,000ユーロの罰金の対象になります。

今、カタルーニャ州では 新型コロナウイルス の感染者の増加し続けています。

3月下旬、1日の 新型コロナウイルス の感染者は 2,400人、死亡者は 400人でした。

10月下旬、現在の1日の 新型コロナウイルス の感染者は 5,800人、死亡者は 39人です。

新たにカタルーニャ州では 新型コロナウイルス 感染防止対策として、

10月31日から15日間、新しい制限が発表されました。

・週末は住んでいる市外への移動は禁止

・飲食店は休業。テイクアウトとデリバリーサービスのみ営業

・ショッピングセンターは休業。スーパーマーケット、店は店員30%の制限で営業

・映画館、劇場、スポーツクラブ、エステサロンは休業

・友達や親戚などの交流は6人以下

この制限で 新型コロナウイルス 感染者が減っていくことを願います。

しかし、このような 新型コロナウイルス 感染防止対策に反対する

デモがスペイン各地に広がっています。

夜になるとデモが発生し、コンテナを燃やしたり、投石する等警察部隊と衝突したり、

また、商店に対する略奪行為が発生しています。

新型コロナウイルスの感染者数の増加も心配ですが、

これからのスペインの治安もとても心配です。

私自身も3月からエルテに登録されています。

私の働いている会社では、数人だけが仕事に復帰するこどができました。

私は、2021年1月31日までエルテになっています。

このままエルテが続けば政府の援助金がなくなる心配があります。

本当にいつか仕事に戻れるか不安があります。

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